4月中旬以降、暗号通貨市場が大幅に減少しているにもかかわらず、世界中のブロックチェーンの新興企業は、2021年第2四半期に記録的な32億ポンド(約4千876億円 )の資金を調達したという。
分析会社のCB Insightsが「State of Fintech」というレポートで収集したこのデータによると、調達金額は前四半期に比べて50%増加し、昨年の同時期に比べて9倍に増加していることがわかった。
世界のフィンテック業界もこの四半期に新たな高みに達し、ベンチャーキャピタル企業から224億ポンド(約34兆1320億円)の資金がこのセクターに提供された。
657件の取引で、VCが支援する世界的なフィンテック企業は過去最高の224億ポンドを調達し、前四半期の資金調達記録を30%で上回った。この印象的な資金調達の伸びには、四半期ごとに2%の緩やかな取引の成長率と、前年比で29%の取引伸び率が伴った。
この期間の最大の資金調達ラウンドは、5月に当時の記録破りの3億2000万ポンド(約487億円)を調達した米国を拠点とするステーブルコイン会社であるCircleに行ったという。 それ以来、暗号通貨デリバティブ取引所FTXは、暗号通貨会社の最大の資金調達ラウンドを受け取ってサークルを上回り、7月に6億5400万ポンド(約996億円)を調達した。
ハードウェアウォレットの開発者であるLedgerは、資金調達の面で2番目になり、6月に2億7600万ポンド(約420億円)を獲得した。 その他の注目すべき資金調達ラウンドには、4月のカストディ会社Paxosの2億1,800万ポンド(約332億円)、5月のBlock.oneの新しい取引所の2億1,800万ポンド(約332億円)、 5月のメキシコシティを拠点とする取引所Bitsoの1億8,100万ポンド(約276億円)のラウンドが含まれる。
CB Insightsは成長を続けるブロックチェーンの新興企業の分野で注目すべきセクターについても言及した。6月にChainalysisが7,250万ポンド(約110億円)を調達し、Cipher Traceバッグが2,000万ポンド(約30億4700万円)を調達したことで、成長を続けるブロックチェーン分析業界ほど目立った分野はないという。
ビットコインや他の暗号通貨はここ数ヶ月で価格が下落したが、このセクターへの資金提供は減速の兆候を示していない
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