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2021/05/07

東南アジアのデジタル経済が急進展している理由とは?

The Business Times (2021年5月6日)

新型コロナウイルスが東南アジアを苦しめているため、経済は予測できないままで低迷し続けている。しかし、コロナウイルスは、オンラインショッピングやストリーミングエンターテインメントから遠隔医療やデジタルバンキングに至るまで、あらゆるものに大規模なデジタル化をもたらした。現在、大きな課題は、こういった勢い、影響を維持するために何が必要かということである。

「ロックダウンとマスクの年」にインターネットの使用はかつてないほど繁栄した。2020年には、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムで合計4,000万人の新規ユーザーが追加され、合計で4億人のユーザーに達したことがわかった。Bain&Company、Google、Temasekが実施した調査によると、東南アジアの70%がオンライン上動いているという。

調査によると、デジタルサービスの消費者の3人に1人以上が新たな使用者であり、90%がパンデミック後も使用し続ける意向である。ベトナムとタイを除いて、新しい消費者の大多数は非大都市圏から来ている。また、東南アジア人は新型コロナウイルスによるロックダウン中に1日平均1時間以上インターネットを使い、これはフィリピンで最も急上昇したという。

デジタルサービス経済に加えて、eコマース、オンラインメディア、運輸と食品、オンライン旅行、デジタル金融サービス、ヘルステック、エドテックの7つの重要なセクターにわたる主要なトレンドが特定された。これらのセクターを合わせると、2020年の流通取引総額が1,000億米ドルから、2025年には3,000億米ドルを超えるまでに成長する見込みとなっているという。最も急速に成長している国は、デジタル経済が2桁の速度で拡大しているベトナムとインドネシアである。

■参照記事
https://www.businesstimes.com.sg/opinion/what-it-takes-to-keep-south-east-asias-digital-economy-booming

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